ブレイン・ラボ 採用情報

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代表取締役社長 中江 典博 - Norihiro Nakae

セールスやエンジニア等多様なキャリアを経て、2014年に新規事業のディレクターとして株式会社じげんへ入社。
2015年に株式会社ブレイン・ラボへ出向後、開発という立ち位置から全社へ管掌を広げていき、2020年7月代表取締役社長へ就任。

Q1. 2020年に代表取締役社長にご就任されてから、これまでを振り返ってみてどう感じますか?

代表取締役社長に就任してからの4年間、事業と組織の両面で再成長を目指し、さまざまな挑戦に取り組んできたと感じています。

まず事業についてお話します。
私が就任した当初は、基幹システムとして「CAREER PLUS」「MatchinGood」の2つを提供しておりましたが、当時はマッチングッド社と合併して間もない頃だったため、シナジーを最大化するため日々PMI(※)に励んでいました。 似たようなプロダクトではあるものの、収益構造や顧客セグメント、カルチャーが大きく異なっていたため、2社を融合させていくのには苦労しました。しかし協業により、顧客数の増加や商品ラインナップの拡充が実現したため、更なる収益拡大を実現することができました。

そして、DXによって人材業界のビジネスモデルの変革を実現するべく、昨年からは新たに「マイリク」シリーズをラインナップに加えました。事業戦略の構想を練る中で、「顧客起点のITサービスを提供する」「顧客のビジネスを支援するための基盤を構築する」という想いは常に持っていましたが、それになぞらえた事業展開を進めてこれたのではないかと考えています。

次に組織についてですが、スピーディーかつ正確な意思決定ができる体制づくりはもちろんのこと、多様なバックグラウンドを持つ人材の採用にも重点を置いてきました。
再成長に向かうには、同じ考え方やスキル・経験を持つ人々だけでは新たなアイデアやイノベーションは生まれにくいと考えているため、多様性の重視という点を特に意識して採用を進めてきました。
その結果、就任当初には想像できなかったような、これまでのブレイン・ラボにはいなかったキャラクターや優秀で魅力的なメンバーを採用することができ、事業展開の幅も大きく広がったと感じています。

※PMI:Post Merger Integrationの略。M&A(合併・買収)後の統合プロセスのこと。

Q2. 現在の事業と組織それぞれの強みと課題を教えてください

事業としての強みは二つあります。

一つ目は、集客から決定、定着支援までをワンストップでご支援できる体制が整ってきたことです。これまでは「CAREER PLUS」と「MatchinGood」にて求職者の登録から内定までの管理を基幹システムとして提供してきましたが、「マイリク」シリーズの機能が統合されることで、集客から定着支援までのフローを包括的にカバーすることが可能となりました。
これにより、TAM(※)の拡張や新たな顧客基盤の獲得、及び既存顧客へのクロスセルを通じて収益拡大を図ることができるようになってきました。
CRMデータを最大限活用しながら、DX化を実現するプラットフォーム作りを進めてこられたのは強みの一つだと感じています。

二つ目は、人材業界に特化したドメインエキスパートが多数在籍しており、顧客の業務プロセスを理解した上で最適なソリューションを提供できる点です。
ブレイン・ラボはただSaaSとしてプロダクトを提供するだけではなく、システムインテグレーションの体制を強みとしており、顧客に最適なご提案や開発を行うことができます。また、開発だけでなく、サポートも含めた保守・エンハンス体制も整っているため、運用後も事業発展のために支援をし続けられる点は事業の大きな強みと言えます。

一方で課題ですが、利用ユーザーの行動データのトラッキングなど、当社プロダクトに蓄積されているデータを最大限活用可能な仕組みの提供は、ソーシングプロセス全体におけるカスタマージャーニーの再設計と並行し、ビッグデータとAIの活用による新たなソーシング体験の提供をしていく余地がまだ残されており、人材事業者と協力し、仕事探し(人材探し)の選択肢にブレイン・ラボのプラットフォームが採択される世界を実現していきたいと考えています。

組織の強みは、成長への意欲が強い人材が集まっていることです。全員が今後のキャリアをしっかり考え、自分が成長するためにチャレンジする姿勢を持っています。自主性や自走力が強いですし、上から言われたことをただやってるだけではなく、成果を最大化するために工夫や振り返りができる人材が揃っていると感じています。

しかしながら、フルリモートワークにおけるカルチャー形成や生産性向上という点にはまだ改善の余地があります。アニバーサリーイベントなどの社内イベントや、フレックスタイム制度・ワーケーション制度の導入など、ここ数年でも様々な取り組みを行ってきましたが、更に強化していきたいと考えています。引き続き何が従業員にとって最適かを考え、意思決定を行っていきたいですね。
※TAM:Total Available Market の略。ある事業が獲得できる可能性のある全体の市場規模。

Q3. 代表として大切にしているポリシーを教えてください

大切にしているポリシーは二つあります。

まず、事業において大切にしているポリシーは、ITテクノロジーによって顧客の課題を解決することです。
Q1でもお話した通り、「顧客起点のITサービスを提供する」「顧客のビジネスを支援するための基盤を構築する」という軸で事業を展開してきましたが、今後もそれは変わりません。ただ顧客から言われた課題に対処するのでなく、顧客自身も気付いていない潜在的なニーズを引き出し、最適なサービス・ソリューションを提供していきたいと考えています。
また、「3人のレンガ職人」の寓話が有名ですが、自分が取り組んでいるものの先を見据えて事業に向き合うことも大切だと考えています。課題解決を通じて顧客だけではなく、業界ひいては社会全体が良い方向に向かうには何をすべきかという思考を常に持ち続けています。今後も事業を作るうえでは外せないポリシーとして磨いていきたいです。

次に、組織や人への向き合い方という視点で、その人の輝けるキャリアや成長機会を最大限提供していくという点があります。
私は採用面接では必ず、”今後の生き方やキャリアについてどう考えているか、それに対して当社で何を経験し、どこに向かっていきたいのか”を確認しています。いただいた回答に対して、ブレイン・ラボで適切な機会を提供できるかどうかを見極めた上でオファーを出しているので、たとえ欲しい人材であっても、当社で叶えられない希望を持っている場合は、双方のためにお断りすることもあります。
行動を起こせるかどうかは自分次第だと思いますが、誰しもが高いポテンシャルを秘めていると思っているので、真剣にキャリアに向き合っていく人には全力で応えたいですし、やりたいと手を挙げたことに関しては可能な限り機会を提供していきたいと考えています。ブレイン・ラボで働くことで、人生の糧になるような何かを掴んでいただけたらいいなと思います。

Q4. ブレイン・ラボにはどんな人材が必要だと考えていますか?求める人材像を教えてください

ブレイン・ラボが掲げる『blooming ~「はたらく」から、人生を豊かに ~』のビジョンを社会へ実装するために、事業に対しての想いや成長意欲が強い人材が必要だと考えています。

「人材業界特化のサービスを展開しているのだから、人材業界出身の方のみが求められるのではないか?」とよく質問されますが、決してそんなことはありません。
どのような業界や経歴の方であっても、ブレイン・ラボのビジョンに共感し、想いを膨らませることができる方、そして自分の成長ビジョンをしっかりと持っている方であれば、是非一緒に働きたいと思っています。

私自身、これまでのキャリアを振り返ると、エンジニアや営業、フリーランスなど様々な経験をしてきました。色んなことをやってきた自分だからこそ、組織や事業が成長するためのシナジーを生み出せたこともあると感じています。
過去にとらわれず、 非連続的な成長を通じてイノベーションを起こしたい方には、ぜひ飛び込んできてほしいなと思います。

Q5. ブレイン・ラボへの入社を考えている人にメッセージをお願いします

現代の社会は、生産年齢人口が減少しており、人的資本の重要性がますます見直されています。
働く人が重要な経営資源として改めて見直しされ始めてる今、あらゆる業種・職種において、誰もが輝いて働き続けられる場を提供することは社会の大きな課題となっています。
ブレイン・ラボはこの課題に対し、最適なテクノロジーを活用して解決策を提案し、『blooming ~「はたらく」から、人生を豊かに ~』というビジョンを実現するために挑戦を続けていきます。

社会の誰しもが「自分らしく輝いて働き続けられる」そんな世界の実現を叶えるために、私たちと一緒に歩んでくださる方からの応募をお待ちしております。

My Priavete

銭湯通いが日課です

若いころに寮生活をして以来、町の銭湯に通うのが日課となりました。遅い時間の会食や出張などで不在の日を除き、年300日以上は近所の銭湯に通っています。朝は6時から夜は24時まで営業しているので、日々のリフレッシュに活用しています。